無趣味の日常

無趣味なだいちゃん @udcxx が日常のダラダラ感を書き垂らしてネットの海のゴミになるブログ

【読書録】嫌われる勇気

https://www.instagram.com/p/BWG4eT4AbaF/

 

人が怖くなった僕には少し厳しくも感じた。

 

 

こんにちは、だいちゃん @udcxx です。

 

気が向いたら、読書した本たち全て記事として残しておきたいですね…。忘れっぽいので、自分の言葉で一度アウトプットしておけば思い出しやすくなるかもという思惑があったのですが、それすら忘れています。

そもそも自分の拙い語彙力で記録するより読み直す方が自分の為になりそう…というのは黙っておきます(汗)

“嫌われる"ことの怖さ

今回読んだのは、岸見一郎 氏・古賀史健 氏 著の、『嫌われる勇気 ───自己啓発の漂流「アドラー」の教え』です。

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
岸見 一郎 古賀 史健
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 40

 

本の中では、哲人と青年の対話という形でアドラー心理学の考え方が紹介されています。作中、たまに青年のテンションがおかしくなるのがツボでした。

他人の評価を気にしてしまって自分を出せない僕のような人ことをアドラーは「自由に生きていない」状態だといいます。人の悩みはすべて人間関係の悩みである、という考えのもと、その悩みを解決する手段として、"自分の課題"と"他人の課題"を意識して、他人の課題に関しては不必要に踏み入らず自分の課題に専念することを提案していました。

承認欲求を満たしたいと思うことに関しての否定もしていました。承認欲求を満たしてくれるのは他人であり、それを満たすことに必死になる生き方は他人の人生を生きることになってしまう、といいます。アドラーの言う"自由"を実現するためには社会の中で自らの存在価値を感じるようにするべきだということなんだそうです。

幸せになるまでの道程は長そう

アドラー心理学の考え方は、うんうんと頷いて読み進められるような内容ではありませんでした。

確かに、承認欲求に振り回されて「他人の人生」を歩んでしまっていて、「自由に」生きていけるように変えたい、という思いもあります。

ただ、この手の本やWeb記事を読む度、前向きに考えさせられる反面、今までの生き方や考え方を真っ向から否定された気分になってしまいます。書かれていることを実生活に反映させることが出来るその日まで、幸せはおあずけということなのかもしれないですね。考えが斜め後ろに向かってるんだよなぁ。

生きるって難しいね。なんで生きるんだろうね(哲学)。

 

※この記事は以前 無趣味の戯言 で2017/07/21に公開された記事をちょっと訂正加筆して復活させたものです。